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風土

群馬県の気象、水、土についてご紹介します。

気象

群馬県と一口にいっても、南部に平坦地が広がり、北部や西部は山地が多くを占めていることから、気候はずいぶん違います。
南部は、温帯湿潤気候のうちの太平洋型気候区に属し、夏は暑くて雨が多い特徴があります。館林市や伊勢崎市など最高気温が高かった地点としてマスコミにもよく登場しています。

また、冬には新潟県境や北部の山地を越えて乾いた風となって吹き降りる「からっ風」が強く吹き、寒い日が多くなります。「からっ風」は、秋の終わりの11月から翌年4月にかけて吹く冷たく乾燥した季節風です。地域によっては「赤城おろし」「榛名おろし」「浅間おろし」などと呼ばれます。

一方、北部や西部は日本海型気候区の特徴を持ち、冬は季節風に伴い雪や雨の降る日が多くなります。そのため、みなかみ地区、吾妻地区、片品地区、玉原・川場地区などたくさんのスキー場があります。

さらに、群馬県は雷が多いのも特徴です。一年を通して雷日数が多いのは、金沢、酒田、高田といった日本海側の観測地点ですが、雷日数が年18日以上あり、かつ暖候期(4~9月)の割合が90%以上の観測地点は、宇都宮、高山、熊谷、前橋となります。中でも前橋は雷日数の暖候期における割合が約98%で、「日本一夏場に雷が集中している」ことになります。夏場に発生する北関東の雷は、落雷による被害のほか、浸水、突風、降ひょう等による被害をもたらすなど局地的で激しいことが特徴です。

群馬県の気象の特徴は、夏暑くて、冬寒い。夏の「雷」と冬の「からっ風」と言えます。こうした気候と共生し、冬の乾燥による恩恵を得るために工夫されていることをいくつかご紹介します。

▼からっ風対策に「かしぐね」▼

からっ風を防ぐために、人々は畑にシノやワラを立てて作物を風から守ったり、「屋敷林」とも呼ぶ防風林を造ったり、あるいは風除けのまじないをしたりとさまざまな工夫をしてきました。特に、カシを利用した防風垣「かしぐね」は、その数の多さ、刈り上げた姿の美しさ、狭い面積で効率よく風を防げることなどから、かつて群馬県の防風垣を代表するものでした。しかし、最近では、都市化が進み吹きさらしの場所が減った、垣の手入れが面倒、葉が落ちて屋根が傷むなどの理由から、その数は減ってきています。

▼乾燥がもたらす恩恵▼

県南部の冬の少雨とからっ風は、連日乾燥注意報が出されるほどの乾いた気候をつくりだします。そのため、県南部地域では古くからものを乾燥させて利用する文化を培ってきました。産業では、だるまづくりや、家具製造のための木材の乾燥。食物では、コンニャクの干し棚、芋がら(ヤツガシラの葉柄)干し、干し柿、サツマイモの切り干し、大根干し(たくあん大根)、切り干し大根など。これらの文化は、冬の乾燥がもたらした恩恵といえます。

▼雷除け▼

雷に伴う降ひょう、落雷などによる人命や作物の被害を避けるために、人々は古くから雷を神として祭ってきました。とりわけ群馬県では雷神信仰が盛んで、明治期に実施された神社統合以前は雷神(水神)などを祭る神社が354社もありました。また、県内で広く使われる雷の異称に「ライサマ(雷様)」「オカンダチ(御神立)」があり、雷に敬称を付けて呼んでいたこと、稲妻を神が降臨した軌跡だと見ていたことが分かります。
現在でも、板倉や伊与久の雷電神社をはじめ、雷電神社・火雷神社は県内に多数あります。

群馬県は、平野部から山岳地帯まで、変化に富んだ地形が特徴です。そんな地形・地質の中に多くの河川湖沼が点在し、利根川を軸として山岳部の渓流から平野部の小川に至るまで、多様な水辺環境を形成しています。豊富な水環境のある群馬県では、昭和60年に「箱島湧水(東吾妻町)」「雄川堰(甘楽町)」は環境庁(現 環境省)の「日本名水百選」に認定され、平成20年には「尾瀬の郷片品湧水群(片品村)」が環境省の「平成の名水百選」に認定されました。さらに、おいしい水で地酒や地ビールが製造されたり、イワナやヤマメ、ニジマスなどの淡水魚の養殖も盛んです。

群馬県の土は、降下した火山灰や軽石の風化したもの、火山岩が風化したものなど、多くは火山噴出物から成り立っています。県内各地で見られる地層には、海や湖の底に、河川が山から運んできた土砂が堆積してできた地層のほかに、火山活動に由来する層が数多くあります。県内の火山の噴火によるもののほか、県外の火山が大噴火したときに、遠い群馬県まで運ばれてきた火山灰もあります。県内で見られる火山噴出物起源の地層の代表的なものとして、浅間A軽石(1783年)、榛名伊香保テフラ(6世紀中ごろ)、前橋泥流(2.2~2.4万年前)、赤城鹿沼軽石(3.1~3.2万年前)などがあります。

ぐんまちゃんのオススメポイント

1.群馬県は首都圏の水瓶!山と森がみんなのおいしい水を守っているんだ!

2.おいしい水で養殖された「ギンヒカリ」は群馬で生まれた最高級ニジマスだよ!

3.下仁田町には世界レベルの地質学的な資源があり、平成23年9月には「日本ジオパーク」にも認定されたんだよ!